古本屋にヘミングウェイ『老人と海』の文庫があって、オッ確か老人がでっかい白鯨を追う話だよな〜って買って飛行機の中で読んでたら、老人が捕まえたのはでっかいかじきだかマグロで、違う話だった  でっかい白鯨を追うのは『白鯨』だった

『老人と海』は短くて飛行機の中で読むのにちょうどよかった  老人が舟の上で何日も過ごす間に別で釣った魚をさばいて片手間に食べる様子が生きるために食ってる!って感じでよかった 私だったらおいしく食べるために絶対なんらかの調味料は舟に常備しておくと思うが、この老人はたぶん何十年も漁師やってるだろうに、あ~なんか調味料持ってくればよかった~って思いながらさばいたのをそのままむしゃむしゃ食べるのでその無関心さがすごいと思った

『表徴の帝国』ロラン・バルト

『表徴の帝国』ロラン・バルト|筑摩書房 筑摩書房『表徴の帝国』の書誌情報 www.chikumashobo.co.jp

日本の料理とか文化とかについて書かれてるエッセイだが、まえがきで東洋のことなんかどうでもいい、語りたくないみたいなことを言ってる通り、日本のものをいわばダシにして著者の属している西洋文化を無化させてみようという試みなのだと理解した。 紙に置かれる揚げたて天ぷらとか店員さんが具材を適宜入れてくれるすき焼きとかについて語られてるので、日本に来たときにいいもの食べさせてもらったんだな、と思った。

絵の教本に「手は描くのが難しいので1日一回は練習しましょう」って描いてあった やだー😭 確かにそんぐらいはしたほうがいいんだろうけど😭

ジョセフ覚書

・ジョセフ役の藪さんは「本人は嫌味もなく自然体だがめちゃめちゃスタイルが良くてキラキラしてるのでモテるし妬まれる」というジョセフに求められる性質にぴったりですごくよかった  配役大正解だと思います 『Close Every Door』って曲が好きすぎるんですが、クセのないまっすぐな歌い方がほんとに合っててよかった〜〜

・ファラオは役柄としてはいわゆる2番手のものだと思うけど、一幕はまったく出てこず、二幕での満を持した見せ場であるソロナンバーは歌い方にクセがありすぎて何を言っているのか全然わからないというなかなかない役  話の流れとしてわざとクセのある歌い方をしており、聞き取れなかったジョセフがもう一回歌ってほしいと頼むと、何言ってるかわからない歌をもう一回歌う  すごすぎる(この曲以外では普通に聞き取れるのでご本人の滑舌がどうとかではない、念のため)

・大山さんは恰幅いい金持ちの役柄で常に胸を張っていばってるようないでたちだったんだけど、膝から下の生足は普通にシュッと綺麗に引き締まってるもんだから不思議なアンバランスさを感じた  綺麗だったな生足

全てをこのサイトに集約させたいが観劇も本も感想書いてないし見たということすらつぶやいてないやつがあってやばい

ジョセフなんかはすごくおもしろかったんだけどまとまった感想を書きたいかっていったらいまいちモチベがでない

おもしろかったかどうかと感想を書きたいかどうかはなんか別なんだよね つまんないわけじゃなかったけど感想は特にない、みたいなやつがわりとある(ひどい) あと絵描きたいかどうかもまたなんか別軸 空白の響きはありえない勢いでツイートしたけど絵は全然描いてない〜

2026年ミュージカル雑多
2026年ミュージカル雑多
フランケンシュタイン絵まとめ
フランケンシュタイン絵まとめ

『ベラルーシ獄中留学記』照井希衣

ベラルーシ獄中留学記 | 書籍 | 小学館 東出昌大さん絶賛!《「え、マジ面白いんですけど」の一言です!ノンフィクションを読んでいていつも血が沸くのは、筆者がどういう人生を送ってきて、結果どこに立って、何… www.shogakukan.co.jp

父親の手紙に「今回の件を間違っても本などにしないように」とあるのに、いいのかよ!!と思わず内心ツッコんでしまった。 が、半年近く自由を奪われ、必死に書き留めたノートも取り上げられるような生活を経て、自分の経験を本として出すという自由な社会でしかなし得ないことをしたというのがこの人がこの件から学んだものというか、日本の人々に提示した答えなのかも、と思った。 獄中留学という単語は本文にも出てきて、牢の中でやることないから同室の人からロシア語教えてもらえるぜ〜っていう軽いノリで使われてる言葉なんだけど、それよりもっと重いことを学んだ、というのがこのタイトルの示すことなのではないかと思う。

『シカゴ』観た

2026/08/22 シアターオーブで観た。

ブレブレだった

全てが見せかけ。全てが虚構。主要人物全員悪人なので、すがすがしくそのへんを演出してた

とにかくいい演奏聞いてくれや!!!!!ってことでバンドを目立たせるセット 背景のセットとかなんもなし それとダンサーの肉体美!!!!!ってことで上裸に黒っぽい(網ではない?)タイツとかビキニに黒タイツとかすごい衣装で新聞記者役とかやってるからおもしろかった

最初、殺人現場で男2人が会話してる場面で、小柄で痩せてる方がロキシーの夫エイモスだと思い込んでいたので途中までかなり混乱した。(実際のエイモス役の人は恰幅が良い方)なんか声音で見分けつくかと思ったら2人とも高めの声で、はしごのロキシーメインで見てたらシーンが終わってしまったんじゃ

そんなエイモスが2幕で自分の存在感が空気すぎると歌うのが哀しかったが、このミュージカルに善人が口をはさむ余地は無かった

最後ロキシーとヴェルマのショーで終わるのが、イイ  2人の間に友情めいた何かが芽生えてもいいし、一切芽生えなくてもいい。潔くカッコよく生きていってほしい  一幕最後の「自分だけが私の一番のベストフレンド」って歌う歌もよかった~

カーテンコール

『君も出世ができる』観た
『君も出世ができる』観た

ものすごい勢いでいい感じにサイトができつつある 前のバージョンは力不足だったから今回はここに全てを集約できるだろうか

図書カード:ある語り部の最後の日々 www.aozora.gr.jp

リドワン アンワル『ある語り部の最後の日々』

マレーシアのひなびた村で暮らす老いた語り部(人集めて昔話とか話す)と彼の家族、そして周囲の人たちの話 日本軍が出てきたときやばい…と思ったがえぐめの略奪とかはなかったので最悪な予想にはならなかった(村にひとつしかなかったラジオは取られた) でもつらいことはきっちり起きる 村の人が優しい おれだったら老人が行方不明になったのなんか気にせず魚捕りまくります でもスナが立ち去るのを女性たちが誰も呼び止めなかったのはちょっと冷たい?ような 本当に誰も感づかなかったんか?特に導師の妻は知ってたやろがい