『シカゴ』観た

2026/08/22 シアターオーブで観た。

ブレブレだった

全てが見せかけ。全てが虚構。主要人物全員悪人なので、すがすがしくそのへんを演出してた

とにかくいい演奏聞いてくれや!!!!!ってことでバンドを目立たせるセット 背景のセットとかなんもなし それとダンサーの肉体美!!!!!ってことで上裸に黒っぽい(網ではない?)タイツとかビキニに黒タイツとかすごい衣装で新聞記者役とかやってるからおもしろかった

最初、殺人現場で男2人が会話してる場面で、小柄で痩せてる方がロキシーの夫エイモスだと思い込んでいたので途中までかなり混乱した。(実際のエイモス役の人は恰幅が良い方)なんか声音で見分けつくかと思ったら2人とも高めの声で、はしごのロキシーメインで見てたらシーンが終わってしまったんじゃ

そんなエイモスが2幕で自分の存在感が空気すぎると歌うのが哀しかったが、このミュージカルに善人が口をはさむ余地は無かった

最後ロキシーとヴェルマのショーで終わるのが、イイ  2人の間に友情めいた何かが芽生えてもいいし、一切芽生えなくてもいい。潔くカッコよく生きていってほしい  一幕最後の「自分だけが私の一番のベストフレンド」って歌う歌もよかった~

カーテンコール

ジョセフ覚書

・ジョセフ役の藪さんは「本人は嫌味もなく自然体だがめちゃめちゃスタイルが良くてキラキラしてるのでモテるし妬まれる」というジョセフに求められる性質にぴったりですごくよかった  配役大正解だと思います 『Close Every Door』って曲が好きすぎるんですが、クセのないまっすぐな歌い方がほんとに合っててよかった〜〜

・ファラオは役柄としてはいわゆる2番手のものだと思うけど、一幕はまったく出てこず、二幕での満を持した見せ場であるソロナンバーは歌い方にクセがありすぎて何を言っているのか全然わからないというなかなかない役  話の流れとしてわざとクセのある歌い方をしており、聞き取れなかったジョセフがもう一回歌ってほしいと頼むと、何言ってるかわからない歌をもう一回歌う  すごすぎる(この曲以外では普通に聞き取れるのでご本人の滑舌がどうとかではない、念のため)

・大山さんは恰幅いい金持ちの役柄で常に胸を張っていばってるようないでたちだったんだけど、膝から下の生足は普通にシュッと綺麗に引き締まってるもんだから不思議なアンバランスさを感じた  綺麗だったな生足

古本屋にヘミングウェイ『老人と海』の文庫があって、オッ確か老人がでっかい白鯨を追う話だよな〜って買って飛行機の中で読んでたら、老人が捕まえたのはでっかいかじきだかマグロで、違う話だった  でっかい白鯨を追うのは『白鯨』だった

『老人と海』は短くて飛行機の中で読むのにちょうどよかった  老人が舟の上で何日も過ごす間に別で釣った魚をさばいて片手間に食べる様子が生きるために食ってる!って感じでよかった 私だったらおいしく食べるために絶対なんらかの調味料は舟に常備しておくと思うが、この老人はたぶん何十年も漁師やってるだろうに、あ~なんか調味料持ってくればよかった~って思いながらさばいたのをそのままむしゃむしゃ食べるのでその無関心さがすごいと思った

『表徴の帝国』ロラン・バルト

『表徴の帝国』ロラン・バルト|筑摩書房 筑摩書房『表徴の帝国』の書誌情報 www.chikumashobo.co.jp

日本の料理とか文化とかについて書かれてるエッセイだが、まえがきで東洋のことなんかどうでもいい、語りたくないみたいなことを言ってる通り、日本のものをいわばダシにして著者の属している西洋文化を無化させてみようという試みなのだと理解した。 紙に置かれる揚げたて天ぷらとか店員さんが具材を適宜入れてくれるすき焼きとかについて語られてるので、日本に来たときにいいもの食べさせてもらったんだな、と思った。

絵の教本に「手は描くのが難しいので1日一回は練習しましょう」って描いてあった やだー😭 確かにそんぐらいはしたほうがいいんだろうけど😭

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